皆さん、「長崎ランタンフェスティバル」をご存知ですか?
このイベントは毎年冬に長崎県長崎市で行われるイベントです。
今日はそんな長崎市の冬の一大イベントを紹介します!!
長崎市は、1571年のポルトガル船の入港以来貿易が始まり、西洋との交流によって発展してきた街。そんな異国情緒あふれる長崎市で、華人が中国の旧正月を祝う「春節祭」を行っていたのが「長崎ランタンフェスティバル」の起源です。
当時は長崎新地中華街を中心に行われていましたが、1994年より長崎市全体のイベントとなりました。
毎年、2月中旬から3月上旬まで開催されていますが、これは旧暦の1月1日から1月15日の期間となっております。長崎新地中華街をはじめとする、湊公園や中央公園、浜市・観光通りアーケードなどの長崎市内の中心部に1万5千個ものランタン(中国提灯)や大型のオブジェが飾られます。


出典:https://www.flickr.com/photos/shiku963/3231758982/
まるで日本にいることを忘れてしまうような雰囲気ですね!また、各会場では中国の伝統芸能である「龍踊り」や「中国雑技」なども行われていてかなり迫力満点です。
「龍踊り」は穀物の成長には欠かせない雨を降らせるために雲を呼び、月を飲み込もうとする龍の様子を表現しています。
「龍踊り」と「中国雑技」は期間中毎日開催!
さて、次にイベントの詳細です。
【点灯式】
2月19日(木)17:30~18:00
【開催期間】
2月19日(木)~3月5日(木)
【点灯時間】
17:00~22:00
以下、おすすめポイントを紹介します!
【皇帝パレード】
2月21日(土)、28日(土)14:00~16:30
清朝時代のお正月に皇帝がそろって街に出かけ、市民と一緒に新年を祝う様子を再現したパレードです。約150名が豪華な中国衣装を身にまとってパレードを行います。
【媽祖(まそ)行列】
2月22日(日)14:00~17:20
3月1日(日)14:00~17:20
江戸時代、長崎に入港した唐船の乗組員たちが実際に行っていた行列を再現します。
【幸せの元宵団子】
3月5日(木)17:30~
中国では、元宵節(旧暦1月15日)に幸福を祈って元宵団子を食べる習慣があります。
※崇福寺で先着500名様に元宵団子を無料で振る舞います。
【手作りランタンコーナー】
2月22日(日)10:00~15:00
3月1日(日)10:00~14:00
ベルナード観光通りにて開催します。子供たちには大人気の手作りランタンコーナーです。
※数に限りがあるので、早めのご来場を。
もりだくさんの内容になってしまいました!
今年の冬は長崎へ行き、美しいランタンの光に心癒されるのはいかがでしょうか?